あすなろ闘病ブログ

大腸がんの闘病生活を書き綴るブログ

2022-01-01から1年間の記事一覧

46.肺転移の入院②【手術説明】

5mm~10mm越えの腫瘍が右肺に2つ、左肺に3つ。これらを胸腔鏡手術で部分切除を行うことに。この大きさの切除では、肺機能の低下はあまり感じないそうだ。転移が同時発覚した肝臓より成長速度が遅いけど、怖い。

クリスマス感30%

友人とランチ行こうって お洒落なお店で無限に流れるクリスマスソングを聞きながら パスタとか赤ワインとか嗜んで あ、なんかクリスマスっぽいじゃんって思ったけど、 腰が痛いだの朝しんどいだの、会話から生活臭漂ってクリスマス感がどっか行った。 久々に…

45.肺転移の入院①【凪】

まずは手術を乗り越える。治療の入院だから悲しみは無い、手術までの流れを経験しているから不安もない、負の感情は無い、かと言って頑張るとか正の感情も湧かない。何も考えず流れに身を任せる。

44.クエン酸、飲んでみた

メキシコのハラベ・ブケイ医師が、クエン酸を用いたがん治療の著効例を論文で多数報告しているという。そんなクエン酸についての記事を読み、早速ドラッグストアでクエン酸の粉を買った。クエン酸はメリット・デメリットが直に体に反映して分かりやすい食材…

43.貯金が減る不安

入院で貯金が減って、高額療養費の申請と民間保険の給付金で増えて・・・通帳を見てため息をつく。ただでさえ不安な闘病中なのに、その上貯金がゴリゴリ減っていく様を見るのは精神衛生上良くない。

42.よりよき前進のために

悩んでも肺の転移は消えない。何したってどうしたって私はがん患者である。数年後、どうなっているのか分からない。よし、分からないなら考えるのをやめよう。がん患者であることを忘れよう。

41.胸部CT検査の結果

肺に転移した腫瘍が縮小してますように、とCT検査に挑んだ。けれど、縮小どころかすくすく育ってた。祈りは通じず残念な結果だった。私の細胞はなんて無情なんだろう。

40.ハイパーサーミアの感想

初診にてハイパーサーミアの説明を受ける。1クールは肝臓を温め、1クール終了後は自費で肺を温めてもらおうと思っていたら、肺の治療がまさかの保険適用で嬉しい。1クール最後の治療日、翌日は肺のCT検査だ。良い結果を出したい。

39.温熱療法とハイパーサーミア

体を温めるのは良い事だと思う。でも、自己流で闇雲に抗がん剤で弱った体を温めるのは危ないのでは。安全に温めてもらおうと思い、ハイパーサーミアを始めることにした。

38.術後の抗がん剤

術後の抗がん剤治療が始まった。二ヶ月ぶりだけど初回から副作用が強く出た。筋肉の痙攣、吐き気、だるさ、しびれ、便秘、下痢、皮膚の黒ずみ、手足の荒れ達が我も我もと競って出てくる。

37.パセリ推し

食事療法を強化しようと日々検索に勤しむ。抗酸化作用のある食べ物を知りビタミンA・C・E(ビタミンエース)に辿り着いた。そしてパセリの栄養が凄いという事を発見したのである。

36.術後の腫瘍マーカー

退院して数日後、術後検診のため病院へ向かう。術後の採血の結果、CEAが58から1.2まで下がった。しかし喜びも束の間、抗がん剤治療とまだ両肺にある腫瘍の話で現実に戻る。

35.肝転移術後の生活

手術から10日目に退院した。ゆっくりしか歩けず、まだまだ痛い。退院して一週間位までは、休みながら家事をこなし、お出かけはスーパーの買い物や散歩程度で、近所をうろうろ。

34.肝転移手術の感想

開腹手術で逆L字型に手術跡が出来た。傷が出来たことは嫌ではないし悲しいとかも無いけど、手術前のまだ傷が無い状態のお腹を写真に撮っておけばよかったな、と少し思った。

33.褒めてくれる

入院するとパジャマが可愛いと褒めてくれる。完食したら褒めてくれる。薬を忘れずに飲んだら褒めてくれる。術後に歩けたら、便が出たら、順調に回復したら...なんかもう生活してると褒めてくれる

32.肝転移の入院⑥【費用】

長かった入院生活が今日で終わる。 僅かでも快方に向かった状態で退院できるのは有難い事だ。 喜びと共に請求書がやってきた 今回は開腹手術だし、さぞや金額もビッグでしょう 恐る恐る請求書を見た。 《 大腸がん肝転移手術の入院費用 》 開腹手術 入院期…

31.肝転移の入院⑤【温まる】

手術後初のお食事タイムがやってきた 胃は元気だからちゃんとお腹が空く おかゆ、卵焼き、お味噌汁、牛乳などやさしい食べ物が食膳に上った。 温かいお味噌汁が五臓六腑に染み渡る 具無し、かなり味薄めが術後の体に丁度良い塩梅 香りにも癒されて心身温まる…

30.聞こえている・・・かも

目を開けると、神妙な面持ちをした家族が立っていた。 ?と思っていると、 「手術、無事終わったよ。」 と、夫が教えてくれたこの第一報 そうだ。終わったんだ、と状況を把握した。 あまりにも深刻な顔だったから手術がうまくいかなかったのかと思った。 で…

29.肝転移の入院④【手術】

早く起きた 手術に呼ばれるまでまだ時間があるので、とりあえず読書をして過ごすけど、憂鬱で全然内容が入らない。 今回の手術はとても精神的に辛い まだ肝転移や治療に対して向き合えていない まだ受け入れられないまま、また手術台に乗る。 そもそも受け入…

28.肝転移の入院③【手術説明】

手術説明の内容。 現時点で9個あり、これを切除する 大腸がんの肝転移は、取れるものは取った方が予後が良くなる 肝臓を約50%切除する 開腹手術なので傷口が大きい 術後は病室に戻らずICUに入り一晩過ごす 肝臓の手術によって出血、胆汁瘻、肝不全など合併…

27.肝転移の入院②【点滴】

手術の前々日 絶食と栄養補給の点滴が始まった。 来た 今回の点滴は、今までの点滴と違う。 術前検査の心電図で不整脈が出たそうで、 この事があってなのか?点滴の管を心臓付近まで入れることになった。 そうすると点滴の栄養が届きやすくなるのだとか。 心…

26.肝転移の入院①【ICG検査】

大腸がん手術から八カ月後、今度は肝転移切除の手術を受けるため入院することになった。 今回は開腹手術だから大変だよ、とのことで 荷物を多めに持って入院手続きを済ます。 手首にリストバンドを巻かれ入院生活が始まった。 部屋に案内されて、パジャマに…

25.術前抗がん剤が終わった

肝転移手術の前に4クール抗がん剤を行い、予定通りに終わった。 抗がん剤を始めてから腫瘍マーカーは下がってきた。 大腸がん手術後 CEA:3.3 1クール目(開始前) CEA:58.3 2クール目 CEA:45.9 3クール目 CEA:15 4クール目 CEA:6.2 4クールを終えた時のMR…

24.少しだけゲルソン療法

にんじんジュースの事を調べていたら、ゲルソン療法に辿り着いた。 この療法を考案したマックス・ゲルソンという人は、肝機能を修復して免疫力を高めよう、という考えのようだ。 へー、私にも出来るかな ゲルソン療法の内容は 1.塩分を絶つ 2.動物性たんぱく…

23.柚子も始める

抗がん剤が2クール目に入った。副作用が強まり寝込む中、もっと食事療法で体を強くしたいと考えた。柚子の持つ抗がん作用、リモネン効果を信じたい。

22.にんじんジュース始める

良い食事は良い体を作る 良い体は免疫も上げる、はず と思って食事療法について調べた。 手軽に始められそうとまず辿り着いたのが、にんじんジュースだった。 早速安いミキサーを買って、一日2、3杯を飲む。 うんうん、体に良い気がする。 にんじんジュース…

21.抗がん剤スタート

PET検査の結果、肝転移が発覚(肺にも疑いあり) 肝臓の手術が決まり、 その前に4クールの抗がん剤治療を行うことになった。 まず抗がん剤の金額に驚いた XELOX+アバスチン療法、1クール分 点滴(エルプラット、アバスチン) 約10万 内服薬(ゼローダ、ビタ…

20.PET検査の結果

PET検査の結果 肝臓に4つの腫瘍確認、転移していた 大きさは最大で約2cm程 抗がん剤治療を4クール行い、手術で腫瘍を取る 肺にも2つ疑わしいものがあり、こちらは様子を見る 想定を超えてきた 退院から約四カ月後に、もう転移 成長具合が恐ろしい。 転移、…

19.PET検査の感想

ペット かわいい、癒される存在 一方、 私がお世話になるペット(PET)は無機質なごっつい機械で 無感情、無癒し、威圧感あり。 そんなPETだけど、検査はすごく楽だった。 最初に血糖値を測り、薬剤を注射する。 注射の後は待機室でじーっと座っているだけ。 …

18.CEA値

現実と向き合う時が来てしまった。 婦人科患者から、がん患者に戻る。 抗がん剤治療の前に採血を行った結果、 CEAの数値が高いらしい。 CEA?腫瘍マーカー値? この時は知識が無くて何それ状態 この数値が高いと体のどこかにがん細胞が増えている可能性があ…