あすなろ闘病ブログ

大腸がんの闘病生活を書き綴るブログ

84.転移を疑い婦人科へ向かう

婦人科はいつも混んでいて忙しそう。結構な時間待つようだけど、今日を逃すと診察日が伸びるし、結果の予約も数日後にずれる。もし結果が悪かったら治療も遅れる。すべてが後手後手になってしまう

83.寛解を目指したいのに

2022年、CT検査と採血の結果を聞きに診察室に入る。私はこれまで3回の肝転移があったけれど、どの回も確実にCEAが上がっていて、その時は画像でも確認できる大きさになっていた。

インターステラーとがん細胞

インターステラー、私はどうしても、この映画というとがん細胞を連想してしまう。物理学や人間の心理、家族愛を織り交ぜた壮大なSF映画だが、この映画のどこががん細胞とかぶるのかというと・・・

81.考えるちくわ

スマホも見れるようになったし暇なので色々検索してたら見つけた「人間ちくわ理論」消化器官の働きを知れば知るほどその大切さを知る。

77.肝転移再々発の入院③【注射】

私の腕は元々、血管の位置が分かりやすくて採血では苦労知らずの優良腕だったけれど、年月の流れとともに血管が細くなってきた。検査で、抗がん剤で、点滴で、注射の刺し直しが増え、針への恐怖心がとても強くなってしまった。

75.肝転移再々発の入院①【健康十訓】

昔出会った「健康十訓」。食事内容はこれを意識していたけど最近食が乱れていた。よく噛んで食べる方だけどたまに大食いしてしまうし、働く現代人には難しいよねー。

74.大部屋の良い所を探してみた

もしかしたらこれが最後の入院かもしれない。思い切って個室にマル印をつけちゃおうか・・・葛藤の末、大部屋を希望した。個室だったら差額ベッド代だけで20万は超えると思う。高いよー。

73.整う

手術から再々発までの五年間を振り返ってみた。 しばらくの間は何もなく食事と運動を意識して過ごした。 大きな変化があったのは四年経った2019年から。 一年間不妊治療を行ったのだけど、治療で使用したホルモン剤の副作用が強くて体調を崩しがち。 不妊治…

72.これまでのCEA数値

なんで五年経って再発したのだろう。再発手術後から四年間ずっと1.5辺りをキープしていたCEAが2.0を超えて、それから上昇が続く。(といってもまだまだ正常値範囲内だけど)今回の数値が下がっていれば、がん細胞以外の何かの影響だったのだろうけど、残念な…

71.ゴールテープ

診察の受付を済ませて待合室の椅子に座る。術後三年過ぎた辺りから気持ちが緩み、五年近くになると病院にはお出かけ気分で来ている状態だった。 とは言え、結果を聞くまでちょっぴり不安。検査の結果、腫瘍マーカーが上がってた。

70.肝転移再発から寛解(?)まで

大腸がん発覚から4年経ち再発と転移が無い。ということで、抗がん剤前に行った卵子凍結を解凍して不妊治療を行うことにした。当時38歳。一カ月でも一日でも無駄にしたくない。焦っていた。 けど結果実らず。結構お金を掛けたのになぁ。

69.術後の不思議

最初は気のせいかなと思ってたんだけど、でも数回手術を受けてやっぱり思ったんだけど、術後って毛深くなる。

68.もう大丈夫2

今後は腹部エコーとCT検査を、採血結果と照らし合わせて様子を見ていく事になった。もう大丈夫、と約2年前の大腸がん手術を終えた後、そう思った矢先に転移が発覚した。けど今回は信頼している先生からの「大丈夫」をちゃんといただいた。

67.退院後の自己管理

退院後の食や生活の自己管理は大切だと思う。退院したら病院はもう管理してくれない。今、自分に出来る事は規則正しい生活、良い食事と睡眠、運動で免疫力をつける事、だろうか。

65.アンビエント・ミュージック

入院中はよく音楽を聴き、辛い中でパワーをもらった。音楽の力は偉大だ。そんな闘病中に知った、ブライアン・イーノという方。アンビエントミュージック(環境音楽)というジャンルを築いた音楽家で、アンビエントミュージックとして発表した初アルバムが、「…

ぬか床と唐揚げ

過去に書いた奇跡的に復活を果たしたぬか床ですが、あれからコツコツ腐ることなく育ててます。キャベツ、きゅうり、なす、大根、にんじんのローテーション。たまに豆腐とかタマゴとかチーズとか漬けてぬか漬け生活を楽しんでた。

49.悪魔 vs 私

肺腫瘍マーキングの前にトイレを済ませてCT検査室に向かった。検査室に入った瞬間、この部屋ちょっと寒いな、なんて思いながら寝台に横になる。思いのほか時間が掛かる。嫌な胸騒ぎ。

47.あすなろ戦闘物語

フィールドを歩いてたらいきなり戦闘が始まった。闘レベル35(歳)の自分の前に、いきなりラスボスの強敵が現れた。勇者だったらくじけぬ心を持ち、勇敢に立ち向かうのだろう

43.貯金が減る不安

入院で貯金が減って、高額療養費の申請と民間保険の給付金で増えて・・・通帳を見てため息をつく。ただでさえ不安な闘病中なのに、その上貯金がゴリゴリ減っていく様を見るのは精神衛生上良くない。

42.よりよき前進のために

悩んでも肺の転移は消えない。何したってどうしたって私はがん患者である。数年後、どうなっているのか分からない。よし、分からないなら考えるのをやめよう。がん患者であることを忘れよう。

41.胸部CT検査の結果

肺に転移した腫瘍が縮小してますように、とCT検査に挑んだ。けれど、縮小どころかすくすく育ってた。祈りは通じず残念な結果だった。私の細胞はなんて無情なんだろう。

36.術後の腫瘍マーカー

退院して数日後、術後検診のため病院へ向かう。術後の採血の結果、CEAが58から1.2まで下がった。しかし喜びも束の間、抗がん剤治療とまだ両肺にある腫瘍の話で現実に戻る。

30.聞こえている・・・かも

目を開けると、神妙な面持ちをした家族が立っていた。 ?と思っていると、 「手術、無事終わったよ。」 と、夫が教えてくれたこの第一報 そうだ。終わったんだ、と状況を把握した。 あまりにも深刻な顔だったから手術がうまくいかなかったのかと思った。 で…

25.術前抗がん剤が終わった

肝転移手術の前に4クール抗がん剤を行い、予定通りに終わった。 抗がん剤を始めてから腫瘍マーカーは下がってきた。 大腸がん手術後 CEA:3.3 1クール目(開始前) CEA:58.3 2クール目 CEA:45.9 3クール目 CEA:15 4クール目 CEA:6.2 4クールを終えた時のMR…

20.PET検査の結果

PET検査の結果 肝臓に4つの腫瘍確認、転移していた 大きさは最大で約2cm程 抗がん剤治療を4クール行い、手術で腫瘍を取る 肺にも2つ疑わしいものがあり、こちらは様子を見る 想定を超えてきた 退院から約四カ月後に、もう転移 成長具合が恐ろしい。 転移、…

18.CEA値

現実と向き合う時が来てしまった。 婦人科患者から、がん患者に戻る。 抗がん剤治療の前に採血を行った結果、 CEAの数値が高いらしい。 CEA?腫瘍マーカー値? この時は知識が無くて何それ状態 この数値が高いと体のどこかにがん細胞が増えている可能性があ…

17.ステージ3bと卵子凍結保存

手術前はステージ3aと言われていたのに、術後の診断で3bになった。 そして抗がん剤治療必須。 本当にやるの?やらなきゃいけないの? 手術したからもう大丈夫って思ってしまう 抗がん剤って怖いイメージだし 今元気なのに体力を削ってまでやる必要があるの?…

15.もう大丈夫

入院して思った。 トイレが落ち着かない 共同トイレだから音が気になったり人の気配を感じたりで引っ込みがち。 トイレには一応音消し装置が備えてあるけど、 上品で爽やかな流水音など私のお尻には無力である。 音を消してくれるどころか、逆に不協和音を生…

04.初診と思い出のはんぺん

出血があるということは体が通常ではない。 特に若い人はすぐに検査をした方が良い。 とのこと。 病状を受け止めてくれた事と病人と認定してくれた事に安堵し、救われた気がした。 良く分からない感情だけど。 不安でずっとネット検索に頼っていたけど、やは…

03.病院選びの話

数年ぶりに行く病院。せっかくだからキレイで良い病院に行きたい。怖くない先生がいい。 近くに総合病院があったけど、評判が良くなかったし待ち時間が長そうだから候補から外した。