あすなろ闘病ブログ

大腸がんの闘病生活を書き綴るブログ

36.術後の腫瘍マーカー

 

 

退院して数日後、術後検診のため病院へ向かう。

 

入院していた時は今頃読書の時間だな

外来では会えない看護師さん、元気かな

あの患者さん、もう退院出来たかな

 

 

あの時に抱いた様々な感情や出来事を思い出しながら採血室に行き、今日も混んでるなぁ。と思いながら番号札を取る。

 

 

術後の採血の結果、

CEAが58から1.2まで下がった。

 


す、すごい!

手術の効果がちゃんと数値に反映されている

 

 

しかし喜びも束の間、抗がん剤治療とまだ両肺にある腫瘍の話で現実に戻る。

 

とりあえず残り4クールの抗がん剤で様子を見ていく事になった。

様子を見ると言ってくれたけど、もしかしたらもう手術が決まっていたのかも。

 

肝臓手術の入院時、他の先生に

「肺も手術だよ」なんてズバッと言われたし

手術?と半信半疑でいたらまた他の先生に

「一旦帰るの?」って聞かれたし

冗談だと思って帰りますよーって答えたけど、あれマジの質問だったんだ。

 

そんな訳で入院時から肺の手術を少し覚悟しているんだけど、

もうさ、手術後にまた手術の事は考えたくないわけですよ。

でもがん細胞の増殖は止まらないんだよなぁ

 

抗がん剤の効果に期待しよう。

自分で出来そうな民間療法もやってみよう。

 

 

手術することを小さく想定して、

抗がん剤と自分の免疫効果の発揮を大きく想定して

抗がん剤後半スタート。