あすなろ闘病ブログ

大腸がんの闘病生活を書き綴るブログ

25.術前抗がん剤が終わった

 

 

肝転移手術の前に4クール抗がん剤を行い、予定通りに終わった。

抗がん剤を始めてから腫瘍マーカーは下がってきた。

 

大腸がん手術後 CEA:3.3

 

1クール目(開始前) CEA:58.3

2クール目 CEA:45.9

3クール目 CEA:15

4クール目 CEA:6.2

 

 

4クールを終えた時のMRIとCT検査の結果、

肝臓の一番大きい腫瘍が2cm→1.5cmまで縮小した。

 

両肺に1、2個怪しいものがあるけど、まだ小さいため腫瘍か判断できないそうだ。

 


抗がん剤がよく効いているし、このまま続けていけば良いのでは?

(食事療法も効いたかもしれないし、他の民間療法も試しながらやっていきたい)

と思ったけど

手術は必須

切り取れるものは切った方が良い

肝機能も問題なく手術に耐えられる状態なので、手術がベスト。

とのこと

 

 

・・・また手術

 

あんなに心身共に辛い時間は初めてで、またそれを味わうのかと

肉体的な辛さより心情的に辛く、手術は避けたかった。

 

 

手術に鬱々とした気持ちを抱えていて本当に、本当に、

めちゃくちゃ、ものすごーーく凹んでいてたところ

手術しなかったら余命2年

追い打ち。

 

 

即答

「よろしくお願いします」

 

 

余命という言葉に怖気付いた。

 

CEA値が下がってきたし手術しないでこのままいけるかも

食事療法も併せて様子を見ていけば良いのでは

そんな甘い考えを一蹴する言葉

 

 

脇道のさらに獣道に入り込もうとする私を正しく(厳しく)導いてくれた

 

 

明らかに違う道へ進もうとしていた迷える子羊が一匹救われた。

 

 

こうして私も手術に納得し、一カ月後に肝転移除去の手術が決定。

 

でも

(一カ月後までに腫瘍が消えれば手術しなくて済むかも!)

なんて思いがまだ捨てきれず、引き続き食事療法を粘ってみたんだけど

 

結果、努力も虚しく手術へ。