肝転移手術の前に4クール抗がん剤を行い、予定通りに終わった。
大腸がん手術後 CEA:3.3
1クール目(開始前) CEA:58.3
2クール目 CEA:45.9
3クール目 CEA:15
4クール目 CEA:6.2
4クールを終えた時のMRIとCT検査の結果、
肝臓の一番大きい腫瘍が2cm→1.5cmまで縮小した。
両肺に1、2個怪しいものがあるけど、まだ小さいため腫瘍か判断できないそうだ。
抗がん剤がよく効いているし、このまま続けていけば良いのでは?
(食事療法も効いたかもしれないし、他の民間療法も試しながらやっていきたい)
と思ったけど
手術は必須
切り取れるものは切った方が良い
肝機能も問題なく手術に耐えられる状態なので、手術がベスト。
とのこと
・・・また手術
あんなに心身共に辛い時間は初めてで、またそれを味わうのかと
肉体的な辛さより心情的に辛く、手術は避けたかった。
手術に鬱々とした気持ちを抱えていて本当に、本当に、
めちゃくちゃ、ものすごーーく凹んでいてたところ
追い打ち。
即答
「よろしくお願いします」
余命という言葉に怖気付いた。
CEA値が下がってきたし手術しないでこのままいけるかも
食事療法も併せて様子を見ていけば良いのでは
そんな甘い考えを一蹴する言葉
脇道のさらに獣道に入り込もうとする私を正しく(厳しく)導いてくれた
明らかに違う道へ進もうとしていた迷える子羊が一匹救われた。
こうして私も手術に納得し、一カ月後に肝転移除去の手術が決定。
でも
(一カ月後までに腫瘍が消えれば手術しなくて済むかも!)
なんて思いがまだ捨てきれず、引き続き食事療法を粘ってみたんだけど
結果、努力も虚しく手術へ。