2024-01-01から1年間の記事一覧
大人になって注射が怖いなんて甘えてるかなとか、もっと辛い治療に比べるとこれくらい我慢すべきかなと思って今まで我慢していた。
人は未知なるものに恐怖を感じるという。初めての治療とか検査って何をされるかわからなくて怖いけど、一度経験すると流れがわかって恐怖心は和らぐ。
4度目の肝臓手術。いつも通り説明を聞いた。手術なんて縁遠くて非日常的な存在なのに「いつも通り」「今まで通り」という言葉がでるなんて感覚がおかしい。
肝転移再々々発手術で入院することになった。肝臓の手術は4度目、手術への恐怖が全く無いわけではないが、有難い気持ちがはるかに上回る。
再発だった・・・CT画像で異常なしと判断されたけれど、MRI画像で疑わしいものが判明した。けどそれは転移巣と判断しかねるものだった。
肝エコー検査の日。このタイミングで肝臓のスペシャリストである先生に見てもらえるのはとても心強い。何度も肝転移の再発をしているので今回も肝臓の再発が不安だ。
MRI検査の結果を聞きに病院へ向かう。待合室ですごく緊張してた。異常なさそう・・・しかしCEAが上がっているのが気になるのでやはりPET検査で判断しよう、ということになった。
こんなに狭かったっけ!って驚くほど目の前が天井で、こんなにうるさかったっけ!ってくらいヘッドフォンを付けているのに音がでかい。
婦人科はいつも混んでいて忙しそう。結構な時間待つようだけど、今日を逃すと診察日が伸びるし、結果の予約も数日後にずれる。もし結果が悪かったら治療も遅れる。すべてが後手後手になってしまう
2022年、CT検査と採血の結果を聞きに診察室に入る。私はこれまで3回の肝転移があったけれど、どの回も確実にCEAが上がっていて、その時は画像でも確認できる大きさになっていた。
インターステラー、私はどうしても、この映画というとがん細胞を連想してしまう。物理学や人間の心理、家族愛を織り交ぜた壮大なSF映画だが、この映画のどこががん細胞とかぶるのかというと・・・
退院日の朝 私の細胞、聞いてください 私はもうここには戻りたくありません 細胞分裂する際はちゃんと今後を考えてください これで細胞が言う事聞くなら世の中苦労しないし悲しむ人は減るのに。 回診時に先生と看護師さんに感謝の気持ちをたくさん伝えたいけ…
スマホも見れるようになったし暇なので色々検索してたら見つけた「人間ちくわ理論」消化器官の働きを知れば知るほどその大切さを知る。
新年を迎えましたが、災いが続く始まりとなってしまいました。「まさか」は突然やってくるもので、いつ自分の身に降りかかってもおかしくないのだと改めて思います。過去の闘病から痛いほど学んでいるのに、時間の経過とともに記憶が薄れすっかり平和ボケし…