あすなろ闘病ブログ

大腸がんの闘病生活を書き綴るブログ

43.貯金が減る不安

 

お金の増減が激しくって。

 

入院で貯金が減って

高額療養費の申請と民間保険の給付金で増えて⤴⤴

抗がん剤治療で減って

また入院でさらに減って⤵⤵

高額療養費の申請と民間保険の給付金で増えて⤴⤴

抗がん剤治療と今度の入院でまた減る⤵⤵

給付金で増える

 

給付金で限度額を上回るお金が入るけど、抗がん剤治療で消えてしまう。

やっぱ抗がん剤って高い。

お金がプラスにマイナスにと忙しく動いた割に、数度の入院給付金のおかげで収支トントンという意外な結果。

なんだけど、

医療費の他に食事やサプリとかがんに効きそうなものを細々買って、結局貯金は減った。

 

 

がん保険に入っていればなぁ

なんて思いながら通帳を見てため息をつく。

 

不安を抱え体がしんどいのに

その上貯金がゴリゴリ減っていく様を見るのは精神衛生上良くない。

せめて限度額認定証はもっと早く知りたかった。

入院決まった時に教えて欲しかった。

コツコツ貯めた口座から大金が減るのは悲しすぎる。

病院によっては教えてくれるところもあるけど、もっと周知の場が有れば不安が軽減されると思うんだけど。

 

医療制度や助成金の事ってなかなか知る機会無いよね

自己申請が必要なのもある。

 

逆に社会保険料は払え払え言ってくるのに。

 

 

このご時世、健康保険を滞納してる人とか

病院に行くお金がないって人もいるだろうし

自分も医療費が払えない時が来るかもしれない、

そんな時はどうすればいいの、と調べてみた。

病院や役所の窓口で相談ができるそうだ。

 

病院に設置されている相談窓口では入院、治療、補助金制度、退院後の仕事や生活で不安な事、などお金の事以外も相談できる。

 

役所では、助成金制度や介護問題、生活困窮など医療外の事。

困った時はダメもとでも、相談してみれば何かしらアドバイスをもらえるかもしれない。

医療費を借りることが出来る高額医療費貸付金制度というのもある。

 

がん相談ホットラインも一つの手だ。

電話代が掛かるけど、身動き取れない時はありがたいかも。

 

なるほど

こういう情報は知っておいて損は無い。

相談場所があるのは心強い。

 

 

純粋無垢で初々しい新入社員の頃、

食堂とか休憩所とかありとあらゆる場所に現れた保険会社の人

 

勧誘だ。

 

ソバージュにピンク色のスーツがよく似合い、そこはかとなくバブルの香りを漂わせるマダム。

 

当時は会社のセキュリティが甘く、私のデスクに現れてお菓子とかボールペンとかくれた。

私が席を外していてもよろしく的な感じでご丁寧にお菓子を置いてくれた。

 

シャネルNo°5の残り香を添えて

 

お菓子に釣られたわけでは無いけど、契約した。

 

 

保険担当変わっちゃったけど、マダムありがとう。

給付金、とても助かります。