あすなろ闘病ブログ

大腸がんの闘病生活を書き綴るブログ

20.PET検査の結果

 

PET検査の結果

 

肝臓に4つの腫瘍確認、転移していた

大きさは最大で約2cm程

抗がん剤治療を4クール行い、手術で腫瘍を取る

肺にも2つ疑わしいものがあり、こちらは様子を見る

 

 

想定を超えてきた

 

退院から約四カ月後に、もう転移

成長具合が恐ろしい。

転移、手術という言葉は、大腸がん宣告の時以上に落ち込んだ。

這い上がり、また落とされた谷底は、より深かった。

 

卵子凍結保存のために抗がん剤を遅らせたせいなのか

と思ったけど、私には絶対外せない選択肢であり、治療の支えや目標になったので、やって良かったと今でも思っている。(結果実らずでしたが)

 

 

しかし肝臓に腫瘍があるのに、まったく自覚症状がない。

肝臓が悪いと、右わき腹とか背中が痛くなるとか聞くけど、全くない。

押しても痛くないし、しこりも無い。

無症状のまま、静かにがん細胞が増えてくって怖い。

 

肺も、咳とか息苦しいとかの症状はまだ無い。

というか、まだ疑わしい段階なので腫瘍ではないと信じたい。

 

 

この検査結果でやっと本来のがんの恐ろしさを知る。

悪い個所を切り取って、はい、おしまい。という単純なものではなかった。

がん細胞は先回りして体を巡っていた。

 

がんは早いうちに芽を摘むべき

 早期発見の大切さを痛感する。