あすなろ闘病ブログ

大腸がんの闘病生活を書き綴るブログ

26.肝転移の入院①【ICG検査】

 

 

大腸がん手術から八カ月後、今度は肝転移切除の手術を受けるため入院することになった。

 

今回は開腹手術だから大変だよ、とのことで

荷物を多めに持って入院手続きを済ます。

手首にリストバンドを巻かれ入院生活が始まった。

 


部屋に案内されて、パジャマに着替えて、荷解きして

暇になった。

まだ半日も経ってないのに

 

(ご飯何だろな)

 

しか楽しみが無い。

 

今回は電動リクライニングベッドだったので、嬉しくてボタンを押して角度を変えまくる。

けど、それも最初だけですぐフラット状態に落ち着く。

 

 

あー

同じ暇でも家にいると一日があっという間なのに、入院中は全然時間が過ぎてくれない。

肝転移という今の状況も相まって更に憂鬱である。

 

それに、今回の治療に関わる方々が挨拶に見えるので、いつカーテンを開けられるか分からず、気が抜けない。

 

 

気が抜けぬ暇のまま翌朝を迎え、朝イチでICG検査というのを行った。

肝臓がどれだけ解毒能力があるかを調べる検査だそうだ。

 

前日に

先生が朝早く検査に来ます。
それまでなるべく体を動かさないようにしてくださいね。

と言われたので

 起床後、体を動かさずテレビを観てたらまた眠くなってきた。

 

8時頃、半寝のとこに先生が来た

(あ、検査の時間か・・・)

ウトウト

 

お願いしまー

 と、起き上がろうとしたけどそのまま動かないで言われて

寝たまま両腕に注射

片腕から緑の薬剤を入れて、もう片腕から採血。

先生と談話しながら5分間隔で数回採血して終了した。

 

 

寝ているだけの検査だけど、寝起きの注射は不快だった。

朝イチに刺される針は、交感神経が高まって目覚まし効果抜群。

寝起きが悪い私でも目がパッチリ