あすなろ闘病ブログ

大腸がんの闘病生活を書き綴るブログ

19.PET検査の感想

 

 

ペット

 

かわいい、癒される存在

 

一方、

私がお世話になるペット(PET)は無機質なごっつい機械で

無感情、無癒し、威圧感あり。

 

そんなPETだけど、検査はすごく楽だった。

 

最初に血糖値を測り、薬剤を注射する。

注射の後は待機室でじーっと座っているだけ。

水飲みながら、検査室に呼ばれるまでずーっと、じーっと

スマホも読書もNG

暇だった。

 

 

待機室はリクライニングチェアがある個室でとても静かな環境

 

患者を落ち着かせるためか、ものすごくリラクゼーション感を出しているけど、

こっちの心境は穏やかではない。

 

CEAの数値が高いってんだから再発や転移の文字が浮かぶ。

待ち時間が長いからあれこれ考えて悶々と待機。

それに今、この瞬間にもがん細胞が育っていると思うと憤りすら感じる。

 

 


やっと検査室に呼ばれ、CT検査と同じく横になって撮影スタート

CT検査だと器械の輪の中をスーって通り抜ける速さなのに、

PET検査だとミリ単位で動いてるのかってくらいなかなか進まない。

頭のてっぺんから腹部まで、細かく画像を撮っているのがよく分かる。

 

 

待機時間だけ長いと思ったら、撮影時間も長かった

 

 

8:30に受付をして病院を出たのは12:00

個室に閉じこもっていたから、外が広くて清々しい

半日何もしなかったけどお腹は空く

 

社会の喧騒から離れてゆったり過ごせる静かな検査でした。