あすなろ闘病ブログ

大腸がんの闘病生活を書き綴るブログ

45.肺転移の入院①【凪】

 

 

逃避してたヤツと向き合う日が来た

 

まずは手術を乗り越える

肝臓の手術から約半年後、次は肺転移切除の手術で入院。

アレいる、コレいらない、と入院準備にも慣れた。

 

今まで嫌々入院していたけど、今回は違う。

 

治療の入院だから悲しみは無い

手術までの流れを経験しているから不安もない

負の感情は無い、かと言って頑張るとか正の感情も湧かない

 

 

感情が無に近い状態で入院手続きをして病室に入る

入院中は悩んでも結局なるようになるので、もう何も考えず流れに身を任せる。

 

 

淡々と荷解きをする

 

大部屋だけどとても静かな病室

穏やかな時間

 

 

凪、だ。

 


初日にレントゲンとCT検査を受けて、早くもやる事が終わった。

暇で静かすぎるまったりとした昼下がり。

そんな初日を過ごした。

 


翌日

初めて動脈から採血をした。

腕の内肘辺りの柔いとこから。

採血後、普段と違ってすごく腕がダル重くなった。

 

なんか気分も凹むわー

 

厚みのある硬いスポンジを充ててテープでグルグル巻きの止血。

 

この日初めて知ったんだけど、

採血後圧迫する時に揉んだらダメなんだと。

採血後、揉んでた時あった

5分間押さえるようにってのも、早く帰りたいから2~3分辺りでもういいやって押さえるの止めてた

 

揉むと血管から血液が漏れて内出血の原因になるし

ちゃんと押さえないと穴が塞がらないからダメだって。

 

そうだったんだ

今度からちゃんと押さえて血管を労わろう。

 


入院で学ぶこと、結構ある。