逃避してたヤツと向き合う日が来た
まずは手術を乗り越える
肝臓の手術から約半年後、次は肺転移切除の手術で入院。
アレいる、コレいらない、と入院準備にも慣れた。
今まで嫌々入院していたけど、今回は違う。
治療の入院だから悲しみは無い
手術までの流れを経験しているから不安もない
負の感情は無い、かと言って頑張るとか正の感情も湧かない
感情が無に近い状態で入院手続きをして病室に入る
入院中は悩んでも結局なるようになるので、もう何も考えず流れに身を任せる。
淡々と荷解きをする
大部屋だけどとても静かな病室
穏やかな時間
凪、だ。
初日にレントゲンとCT検査を受けて、早くもやる事が終わった。
暇で静かすぎるまったりとした昼下がり。
そんな初日を過ごした。
翌日
初めて動脈から採血をした。
腕の内肘辺りの柔いとこから。
採血後、普段と違ってすごく腕がダル重くなった。
なんか気分も凹むわー
厚みのある硬いスポンジを充ててテープでグルグル巻きの止血。
この日初めて知ったんだけど、
採血後圧迫する時に揉んだらダメなんだと。
採血後、揉んでた時あった
5分間押さえるようにってのも、早く帰りたいから2~3分辺りでもういいやって押さえるの止めてた
揉むと血管から血液が漏れて内出血の原因になるし
ちゃんと押さえないと穴が塞がらないからダメだって。
そうだったんだ
今度からちゃんと押さえて血管を労わろう。
入院で学ぶこと、結構ある。