あすなろ闘病ブログ

大腸がんの闘病生活を書き綴るブログ

34.肝転移手術の感想

 

 

開腹手術で逆L字型に手術跡が出来た

それとドレーンが入っていたミニ傷跡も。

 

傷が出来たことは嫌ではないし悲しいとかも無い

でも、手術前のまだ傷が無い状態のお腹を写真に撮っておけばよかったな、と少し思った

あの頃のお腹に戻ることはもうないのだ

お腹周りの太さも、もう戻らない。

 

「今回の開腹手術は傷が大きいから術後大変だよ」

と聞いたので、そうか!大変だ!と覚悟して挑む。

 

 

体の痛みは、腹腔鏡手術の時より痛みがやや強く広範囲だなという感想。

お腹が強ーーーい筋肉痛とズキズキとした痛みで、一挙一動いちいち痛む

それに痛み止めを使っても痛む。

 

手術の大変さは傷の痛みだけではない

精神面も大変。

 

腹部ドレーンの煩わしさとか、シャワーがなかなか浴びることが出来ず不快だ

それに入院期間が長めだし、となると金銭面も心配だし

周りにも迷惑をかけてしまい申し訳なく思う。

 

手術の事を思い出すと、傷の痛みより精神的に辛かった事ばかりだ。

 

 

術後の状況や痛みの感じ方は個人で大きく異なるので、私の術後の感想も一例として捉えて下さいね。

だって、注射針一本ですら個人的感覚が違うし。

 

 

小学生の頃、保健室で予防注射を打つ時に

泣きわめき逃れようと抵抗する者

俺全然怖くねーし、って強がる者

痛い?痛い?って情報を集める者

怖いねーって感情を共有する者

皆の注射に対する反応は様々だった。

 

痛みの感覚も

すごい痛い派、痛くない派、ちょっと痛かった派

中には注射が好きなんていう猛者もいた。不思議な子だったなぁ。

 

 

針一本でこんなに感覚が違う

ましてや手術となれば、状況や感情はもっと複雑だ。

 

手術は体を傷つけるのだから、大変。

でも手術後は明るい方に大きく変わると良いな。