入院すると
パジャマが可愛いと褒めてくれる
完食したら褒めてくれる
薬を忘れずに飲んだら褒めてくれる
術後に歩いたら
便が出たら
順調に回復したら
なんかもう生活してると褒めてくれる
やっぱ褒められると嬉しい
大人になってからこんなに褒めてくれることってあったかな
この歳でさ、
一挙一動をスゴイ!頑張ったね!上手!
なんて言ってくれるのって、子供の頃以来じゃないかな。
それに、
毎食の上げ膳据え膳(栄養バランス良し)とか
シーツの交換やバイタルの管理とか
朝起こされて夜は電気が消える
衛生を保ち身の回りの世話をしてくれる
こんな生活も幼少期まで。
あの頃は親が全部やってくれたし、守ってくれた。
懐かしいなぁ
親の気持ちをよそに勉強もろくにせず遊んでばかり
夏休みの宿題は最後に一気に片付けるタイプだった。
学校帰りに花の蜜を吸いまくってた日
バッタとかイナゴとか捕まえてたけど今はもう無理。触るの怖い。
医療機器に囲まれた薄暗い病室で昔を思い出し、ノルスタジーに浸る。
この歳で闘病生活になっているなんて子供時代の私は想像もしなかった
今の自分も過去になる
この闘病を思い出す時はどの様な状況になってるだろう
その時は頑張ったねって自分を褒めたい。