術後の抗がん剤治療が始まった
二ヶ月ぶりだけど初回から副作用が強い
筋肉の痙攣、吐き気、だるさ、しびれ、便秘、下痢、皮膚の黒ずみ、手足の荒れ達が我も我もと競って出てくる
どれも主張が強くてそれぞれの部門が、がっつり来た
こんなに多勢で来られちゃかなわんわー
皮膚の感覚が敏感になって点滴後のテープを剥がすのが苦痛。
足の爪は変形し、小指の爪は姿が見えなくなった。
いつの間にかどっか行った
薬指の爪もどこかに行きかけてる
しかし手が痛いと何かと不便だな。
ペットボトルの蓋のギザギザが痛くて開けられない
普段は何とも思わないくらいの溝なのに。
食事療法を意識して、体調の良い日は野菜を多く食べる
が、無性に濃い味を食べたくなる時もあった。
濃い味を欲する日と寝込む日に備えて、動けるうちに冷凍庫に食品を詰め込む。
冷たいものが触れないから鍋掴みが大活躍した
それに温かいし、ペットボトルの蓋も鍋掴みで開けられる。
冷凍食品って意外と美味しいのね
便利だしサッと用意できるからすごく便利。
ゼローダと副作用を抑える薬で、テーブルが薬の袋でもっさりしてる
昔は薬とは縁遠かったのになぁ。と健康だった頃を懐かしむ。
それが今はどうだろう
食べる量が減り、体力が低下して
暑がりだった体も冷えるようになった
そしてまず体を温めようと思い、温熱療法に目を付けた。