あすなろ闘病ブログ

大腸がんの闘病生活を書き綴るブログ

61.肝転移再発の入院③【傷口】

手術を終えた今、腹帯の下には分厚い大きなガーゼ。そのガーゼをめくると防水シートとメロンを包むような網目状のシート(?)で頑丈に傷口が守られている。傷口は網目シートに保護されていてまだ見えない。数日後、傷口は良好とのことで網目シートを取る日…

ぬか床と唐揚げ

過去に書いた奇跡的に復活を果たしたぬか床ですが、あれからコツコツ腐ることなく育ててます。キャベツ、きゅうり、なす、大根、にんじんのローテーション。たまに豆腐とかタマゴとかチーズとか漬けてぬか漬け生活を楽しんでた。

60.肝転移再発の入院②【説明と手術】

肝転移再発の手術説明を受ける。今回は2個の腫瘍を開腹手術で切除。手術の流れを把握しているからなのか気持ちに余裕がある。前日に眠れなくても麻酔で眠るからいっか。って思ってしまう。

59.肝転移再発の入院①【進化】

初めての入院は約1年半前だった。緊急入院だったので足りない物だらけ。後日に母が服を買ってきてくれたんだけど、どれもどこかひと癖あってそのひと癖が強烈。病衣レンタルしようか迷ったけれど好きなものを着たいと思って入院用の服を買った。

58.肺手術から半年

肺手術から3ヶ月が経った。大腸がん手術では、3ヶ月後には腫瘍マーカー値が上がり転移が発覚したけど今回の採血結果は異常なし。良い調子だ。さらに3カ月経ち、肺の手術から6ヵ月後検診。採血の結果が出た。

57.ちょっとだけやってみたエドガー・ケイシー療法

肺の手術で目に見えるがん細胞は無くなったけど、小さいヤツがまだ残ってるかもしれない。がんの発生を抑えたい、予防したいと民間療法について色々調べて気になった「エドガー・ケイシー療法」。やれそうなのやってみた。

ぬか床reborn

大腸がんを患ってから何度かぬか床を作った。ぬか漬けは植物性乳酸菌を含むので腸内環境に良いと知り、それを知ってからぬか漬け作りに励んだ。かき混ぜるのをサボり何度かダメにしてしまったけど、またぬか漬け作りを始めよう。

56.肺手術後、飛行機に乗る

退院から5カ月後、旅行に出かけた。羽田空港から約2時間、退院時に「3カ月間は飛行機禁止」と言われたけれど、もう退院して半年近いし、気胸の症状も無いから飛行機に乗っても大丈夫だろう、と思った。

55.肺転移の術後生活

肺転移の退院後、鏡を見て傷だらけになったなぁ。と思う。健康な人が見ると痛々しくて可哀想と思うかもしれない。でも私は戦った証として誇りに思う。傷口の痛みは、押せば少々痛む程度で傷跡が丁度下着や肩掛けバッグにぶつかる位置なので気を使う。

春の訪れ

こんにちは!こんにちは! 終わりました! わたくし!この度!確定申告を終えました! ありがとうございまぁーす! しがらみから解放され、気晴らしに散歩に出た。 周りに誰もいないのでマスクを外して深呼吸。 ここ最近、朝の冷え込みが和らいで春の気配を…

10日を切った

3月15日、確定申告の締め切りが来る。まだ大丈夫と思ってたら目前に迫ってきた。昨年は医療費がかさんだので、領収証を集めて総額を計算してみる。

54.肺転移の入院⑥【費用】

大腸がん肺転移手術の入院費用は予想以上に高かった。入院期間7日間、胸腔鏡手術、差額ベッド代無し。退院の日に貰った請求書には約60万円の金額が記載されていた。

53.肺転移の入院⑤【術後】

手術の翌日、吐き気が強く肩と背中が痛い。両脇のあばら骨辺りからドレーンが入っている状態で、ずっと強い肩こりの様な痛みがある。どうやっても楽な体勢が無くて逃げ道がなく、辛い。

コロナウィルスに感染した

たまに空咳が出るのと軽い喉の痛みを覚えた。翌日、喉の痛みが少し強まるけどそれ以外は普通に元気。夜中に関節が痛くなって体に違和感があり熱を測ると38℃の表示が。抗原検査を行い結果は陽性。

52.肺転移の入院④【手術】

手術着に着替えて、後はもう手術室に行くだけ。やっと呼ばれて起き上がろうとするけど体が動かない。この短時間で体調が急速に悪化した。

51.肺転移の入院③【気胸】

手術当日の朝。朝イチで撮ったレントゲン検査の結果、気胸のため昨日より肺がしぼんでいるため、胸脇からドレーンを入れて空気を抜くことになった。

50.肺転移の入院②【手術前日】

肺の腫瘍マーキングを終えてホッと一息。いよいよ明日手術かぁ、なんて思っていたら、右肺が気胸ぎみでしぼんでいる事が判明した。

49.悪魔 vs 私

肺腫瘍マーキングの前にトイレを済ませてCT検査室に向かった。検査室に入った瞬間、この部屋ちょっと寒いな、なんて思いながら寝台に横になる。思いのほか時間が掛かる。嫌な胸騒ぎ。

48.肺腫瘍マーキングの感想

手術前日に肺の腫瘍マーキングを行った。肺に針を刺すけど痛くないよって言われたけど、めちゃめちゃ怖い。CT検査室に入室して胸脇に麻酔の注射をする。その後に息止めの合図が掛かった。

47.あすなろ戦闘物語

フィールドを歩いてたらいきなり戦闘が始まった。闘レベル35(歳)の自分の前に、いきなりラスボスの強敵が現れた。勇者だったらくじけぬ心を持ち、勇敢に立ち向かうのだろう

2023謹賀新年

皆様がより良き一年をお過ごし出来ますように。その中に皆様の笑顔が少しでも増えますように。心よりお祈り申し上げます。

46.肺転移の入院②【手術説明】

5mm~10mm越えの腫瘍が右肺に2つ、左肺に3つ。これらを胸腔鏡手術で部分切除を行うことに。この大きさの切除では、肺機能の低下はあまり感じないそうだ。転移が同時発覚した肝臓より成長速度が遅いけど、怖い。

クリスマス感30%

友人とランチ行こうって お洒落なお店で無限に流れるクリスマスソングを聞きながら パスタとか赤ワインとか嗜んで あ、なんかクリスマスっぽいじゃんって思ったけど、 腰が痛いだの朝しんどいだの、会話から生活臭漂ってクリスマス感がどっか行った。 久々に…

45.肺転移の入院①【凪】

まずは手術を乗り越える。治療の入院だから悲しみは無い、手術までの流れを経験しているから不安もない、負の感情は無い、かと言って頑張るとか正の感情も湧かない。何も考えず流れに身を任せる。

44.クエン酸、飲んでみた

メキシコのハラベ・ブケイ医師が、クエン酸を用いたがん治療の著効例を論文で多数報告しているという。そんなクエン酸についての記事を読み、早速ドラッグストアでクエン酸の粉を買った。クエン酸はメリット・デメリットが直に体に反映して分かりやすい食材…

43.貯金が減る不安

入院で貯金が減って、高額療養費の申請と民間保険の給付金で増えて・・・通帳を見てため息をつく。ただでさえ不安な闘病中なのに、その上貯金がゴリゴリ減っていく様を見るのは精神衛生上良くない。

42.よりよき前進のために

悩んでも肺の転移は消えない。何したってどうしたって私はがん患者である。数年後、どうなっているのか分からない。よし、分からないなら考えるのをやめよう。がん患者であることを忘れよう。

41.胸部CT検査の結果

肺に転移した腫瘍が縮小してますように、とCT検査に挑んだ。けれど、縮小どころかすくすく育ってた。祈りは通じず残念な結果だった。私の細胞はなんて無情なんだろう。

40.ハイパーサーミアの感想

初診にてハイパーサーミアの説明を受ける。1クールは肝臓を温め、1クール終了後は自費で肺を温めてもらおうと思っていたら、肺の治療がまさかの保険適用で嬉しい。1クール最後の治療日、翌日は肺のCT検査だ。良い結果を出したい。

39.温熱療法とハイパーサーミア

体を温めるのは良い事だと思う。でも、自己流で闇雲に抗がん剤で弱った体を温めるのは危ないのでは。安全に温めてもらおうと思い、ハイパーサーミアを始めることにした。