あすなろ闘病ブログ

大腸がんの闘病生活を書き綴るブログ

48.肺腫瘍マーキングの感想

 

 

手術前日に肺の腫瘍マーキングを行った。

胸腔鏡手術を行う際、切除部分が分かりやすいように針を刺して目印を付けておくのだそう。

 

肺に針を刺すけど痛くないよ

って言われた。

 

はり

 

ここ数年、何度も何度も注射をしているおかげで針がめちゃめちゃ怖い。

針って言葉がもう怖い。

針キライ

ハリヤダ

 

肺のマーキングってほんとに痛くないの?

検索したり看護師さんが部屋に来る都度聞いた。

 

聞き込み調査の結果

あまり痛いって聞かないなぁ~ 

 

とのこと

 

 

ほんと?ほんとに信じていいの?

内臓に針刺すんだよ?

 

刻一刻と迫りくる腫瘍マーキングの時間

そして時は来た。

 


車椅子で運ばれCT検査室に入室。

まず左肺からマーキングをするため右向きに横になり、いったん造影剤無しの撮影を行った。

 

CTの機械音が恐怖心を煽る

 

その後、針を刺す位置を慎重にチェックしている

ここが一番時間掛かった。

同じ姿勢のまま、待つ。

 

 

位置が決まったようで、いよいよ始まる。

 

 

前回の入院の時に使用したごわついたシートをまた被り、目の前は淡いブルー。

 

asunaro-sun.hatenablog.com

 

 

まず胸脇に麻酔の注射

これはチクッ程度であまり痛くなかった。

針の不安、第一関門クリア

 

胸脇から何やら器具を挿入した様で、その後に息止めの合図が掛かる

 

針が刺さったであろう瞬間、ズンッとした痛みが来た。

 

あ、あれ?

ちょっと痛かったよ?

 

 

「どう?痛くなかったでしょ?」

って先生が極上のニコニコで話しかけてくれた。

守りたい、この笑顔。

 

「はい」

って言ったよね。つい。

 

 

思わぬ痛みに動揺しつつ、はいって言ったのを若干後悔しつつ、右肺のマーキングに移る。

また位置調整を丹念に行い、息止めの合図。

 

マーキング終了。

 

あ、あれ?

何も感じない!

 

 


本来のマーキングはこんな感じで痛くないんだと思う。

余計な緊張のせいで痛みを引き起こした、のかも。

 

マーキングは一瞬で終わるけど、それまでが長く感じた。

 

 

それと、CT検査室は寒い。

足が冷えないように靴下など防寒対策をおすすめします。