胸腔鏡手術で、胸の両脇に手術跡が出来た。
腹部には大腸と肝臓手術の傷跡、そこに肺の手術跡が追加された。
鏡を見て傷だらけになったなぁ。と思う。
無傷のお腹が懐かしい
健康な人が見ると痛々しくて可哀想と思うかもしれない
でも私は戦った証として誇りに思う。
退院後の体の状態は過去最高に楽だった。
大腸と肝臓の手術では起き上がりなどの動作が辛かったけれど、肺転移の手術は腹筋に影響が無い。
腹筋を傷つけないので起きる、立つ、座る、歩く等の腹筋を使う日常動作が普通にこなせた
ほんとに術後なの?てくらい。
消化器にも影響しない手術なので、食事も自由(と言われた)
傷口の痛みは、押せば少々痛む程度。
傷跡が丁度下着や肩掛けバッグにぶつかる位置なので気を使う。
ただ、坂道や階段で息切れして疲れやすくなった。
息が上がると咳も出た。
咳は暫くすると出なくなったので手術の影響と分かったけれど、
息切れと疲れやすさは手術のせいか、貧血のせいか、体力不足のせいか、謎。
肺も肝臓みたいに修復機能があれば良いのに。