2度目の肝臓手術を終えて思った。
傷口はどんな感じに仕上がっているのだろう
前回の手術の傷跡が一部ミミズ腫れのようになっていて皮膚が固くなっている。
同じ個所を切るにしても固い部分があるから難しそう。
それともずらして切ったのかな。ということは二重線になったのかな。
手術を終えて、腹帯の下には分厚い大きなガーゼ。
そのガーゼをめくると防水シートと、メロンを包むネットみたいな網目状のシートで頑丈に傷口が守られている。
傷口は網目シートに保護されていてまだ見えない。
数日後、網目シートを取る日が来た。
2度目の傷口が日の目に当たる。
なんか、想像してた以上にキレイだった。
これが2度目?てくらいの傷口。
1度目の傷跡と同じ所をなぞるように切ったようで
鳩尾から臍上までは一筋の傷跡で、前回の傷跡どこ行った?という感じ。
臍上から右わき腹の横の傷も同様だけど、前回の傷跡より短く終わっている。
その延長線上に古傷がわき腹まで続いていて、ここが前回の手術の名残を感じる場所だ。
ドレーンが入っている部分は僅かにずれていたけど全く気にならない。
す、すごい。
ミミズ腫れの固くなってコリコリしてた皮膚をよくこんなキレイに切れるなぁ、先生器用だなぁ、と感心する。
しかし傷口をさらにまた切るとか・・・
想像するだけでも痛々しいけど、そもそも麻酔で痛みを感じないもんね。
1度目も傷口のキレイさに感動、今回もまた感動。
手術の縫い目に芸術の一面を垣間見た。