1月中旬
たまの空咳と軽い喉の痛みを覚えた。
もしかしてついにコロナ感染?
いやいや、がんを患って以来、健康には気を使っているのだ。
加湿器を点けないで寝たから乾燥で喉がやられたんだろう
明日は休みだからゆっくり寝て休めば治るだろう
焼酎を飲みながら呑気に思っていた。
翌日、喉の痛みが少し強まるけどそれ以外は普通に元気。
夜中に関節が痛くなって、体に違和感がある。
熱を測ると体温計には38℃の表示が。
(うわ、やばいやつだ)
朝イチでかかりつけの病院に電話して、発熱がある旨を伝える。
指示に従って病院内には入らず病院外で抗原検査を行った。
鼻の、鼻毛ゾーンを抜けた奥まで綿棒みたいのがきてツーンと来る。
結果は陽性。コロナウィルスに感染してた。
ヘコむわ
ここ数日間は職場と家とスーパーで買い物しかしてないのに。なぜ。
思えば、今までウィルス貰ってたわ。
ノロウィルスとインフルエンザを数回、丁寧に持ち帰ったわ。
コロナウィルスだって貰ってもおかしくないんだわ。
風邪はひかないのにウィルスには弱い。
免疫強いんだか弱いんだか。
空咳から痰がからむ重い咳に変わり、最高38.7℃まで熱が上がる。
4日間ほど寝込んだので体力が落ちた。
そしてやっぱり夫にも移してしまった。
私は過去に肺転移の部分切除手術を行っているので、肺が心配だった。
シャワーを浴びようと洗面所に行ってびっくり。
鏡を見ると、唇の色が紫でクマがひどく疲れた顔の私。
顔も血色悪いけど足も血色悪い。
酸素不足なのだろうか
急変という文字が頭をよぎる。
体力の回復とともに血行も良くなり、無事元に戻ったけどなかなかの恐怖だ。
実際、急変する患者もいるんでしょ?
疾患を持つ人は不安だよね。
幸いにも術後の方が辛かったと言えるほどの軽症で済んだ。
今のところ後遺症も無い。
体調の辛さより周囲に迷惑をかけてしまった申し訳なさが強く、もう二度と感染したくない。
でも感染力の強さを考えると自衛するしかないのかな。
もうウィルスは貰わないぞ
って、うがい&鼻うがいを習慣づけています。