昔見た映画「インターステラー」
私はどうしても、この映画というとがん細胞を連想してしまう
まずストーリーをざっと書いてみると(ネタバレあり)
砂漠化が進み環境が悪化する地球
作物が育たず食糧難が続き、このままだと人類は滅亡してしまう。
そんなある日
元NASA宇宙飛行士だったクーパーは、娘の部屋で起きた怪現象をきっかけに極秘研究施設に辿り着く。
そこはNASA職員達が滞在し、すでに人類移住計画を進めていた。
クーパーはこの計画に加わることになり、飛行士のアメリアたちと共に3つの星へ向かう。
向かったのは水の惑星と氷の惑星
残念ながらどちらも人類が住める環境ではなかった
しかし、残る最後の惑星に一人降り立ったアメリアはヘルメットを外す
ということは酸素があり、人類が移住可能な星なのだろうか
そんなラストシーンで終わっている
ものすごーーく端折ったけれど、物理学や人間の心理、家族愛を織り交ぜた壮大なSF映画なのです。
この映画のどこががん細胞とかぶるのかというと
- 環境悪化の場所から脱出し他に移住
- 住み心地が良い移住先で増加を図る
- 壮大な宇宙に対してあまりにも小さい人類の存在
この辺が、です
まるで人類が地球のがん細胞みたいな言い方になってしまったけど、それは置いといて。
この映画を見た時、私は大腸がんの肝転移手術後で再発を恐れていた頃だった
日常の些細な事もがんを連想し、関連付けてしまう
大腸(地球)の環境が悪かったのだろうか
だからがん細胞たちがワームホールを通って違う惑星(肝臓や肺)に到達してしまったのだろうか
免疫が弱った惑星は、がん細胞たちにとって住み心地が良かったのだろうか
映画の後半に、宇宙ステーションにいるクーパー達がブラックホールに近づくシーンがある。
ブラックホール付近の赤枠を拡大したところにクーパーたちがいるのかなと思うのだけど
分かります?
画面の汚れのような、真ん中にある黒い点が宇宙ステーション。
人間ちっちゃーい
きっとがん細胞も人間の体と比較したらこんな小ささだろう。
共存のバランスを崩してよそに移住を始めたがん細胞。
こんな小さいのが惑星に住み着いてせっせと仲間を増やし、その星を占拠してしまう。
人間からするとたまったもんじゃない。
でも、その人間が地球から出て火星に住もうとしている
もしかすると宇宙側もたまったもんじゃないと思っているかもしれないね。
火星に先住民がいたら仲良く出来ますように